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東京23区の特徴を5エリアで整理
家賃5.5万〜12万円、治安・再開発・穴場まで

最終更新: 2026年3月 | 執筆: ヤスクスム編集部
東京23区は都心・城東・城西・城南・城北の5つのエリアに大別でき、家賃も雰囲気もまるで別の街です。1Kの家賃相場は最安の足立区で約5.5万円、最高の港区で約12万円と倍以上の開きがあります。犯罪発生率が23区で最も低いのは文京区で、一人暮らし向けの穴場としては荒川区・北区・墨田区が注目されています。上京して初めて住む区を選ぶとき、この5エリア分類を使うと候補をすばやく絞り込めます。

まず5エリアで大まかに把握する

23区を1つずつ調べていくと情報量が多すぎて迷います。最初に5つのエリアの特徴をつかんで、そこから候補を絞るのが効率的です。

エリア含まれる区ざっくりした特徴1K家賃帯
都心千代田・中央・港・新宿・渋谷オフィスと商業施設が集中。住むとなると家賃は高い8.8〜12万円
城東台東・墨田・江東・荒川・足立・葛飾・江戸川下町文化が残る。家賃が安く、再開発も進行中5.5〜7.5万円
城西中野・杉並・世田谷・目黒住宅街として人気。カフェやカルチャーが充実7〜9万円
城南品川・大田品川駅の再開発で注目。羽田空港に近い6.8〜8.5万円
城北豊島・北・板橋・練馬・文京池袋エリア中心。家賃と利便性のバランスが良い6.2〜8.5万円

上京して最初に住むなら、家賃を抑えやすい城東城北が候補になりやすいです。渋谷・新宿に通勤するなら城西のほうが便利でしょう。

23区の家賃相場一覧(1K・駅徒歩10分以内)

価格帯区名1K相場ひとこと
安い足立区5.5万円北千住は穴場。大型商業施設も多い
安い葛飾区5.8万円下町の人情。亀有・金町が生活の中心
安い江戸川区6.0万円公園が多くファミリー向け。一人暮らしにも
安い板橋区6.2万円池袋まで10分圏内。商店街が元気
安い練馬区6.3万円23区で最も緑が多い。のんびりした空気
中間荒川区6.5万円日暮里は山手線で都心直結。コンパクトな街
中間北区6.5万円赤羽の飲食街が有名。王子エリアも人気上昇中
中間大田区6.8万円蒲田は庶民的。羽田空港へのアクセスが良い
中間杉並区7.0万円高円寺・荻窪のカルチャーが楽しい
中間中野区7.0万円新宿まで電車5分。サブカルの街
中間墨田区7.2万円錦糸町が生活の中心。スカイツリー周辺は再開発中
中間豊島区7.5万円池袋エリア。繁華街を外れれば静かな住宅街
中間江東区7.5万円豊洲・清澄白河は新しい街並み
中間世田谷区7.5万円下北沢・三軒茶屋が人気。住宅街としての評価が高い
やや高い台東区7.8万円上野・浅草の観光地が近い
やや高い品川区8.5万円武蔵小山は住みやすい。五反田・大崎はオフィス街
やや高い文京区8.5万円23区で犯罪率が最も低い。教育機関が集中
やや高い新宿区8.8万円繁華街のイメージが強いが、住宅街もしっかりある
やや高い目黒区9.0万円中目黒・学芸大学はおしゃれエリア
高い渋谷区10.5万円恵比寿・代官山は落ち着いた大人向け
高い千代田区11.0万円皇居周辺。住居は少なくオフィスが中心
高い中央区11.5万円銀座・日本橋。晴海フラッグの再開発で注目
高い港区12万円六本木・麻布・赤坂。外国人居住者も多い

治安で選ぶなら文京区が突出している

警視庁の犯罪統計で23区の犯罪発生率を比べると、文京区が毎年のように最も低い数値を記録しています。大学や病院が多く、歓楽街が少ないことが要因です。

文京区に次いで治安が良いとされるのは杉並区・目黒区・世田谷区で、いずれも住宅街が広がるエリアです。一方、新宿区・渋谷区・豊島区は繁華街のある駅周辺の数字が押し上げていますが、駅から少し離れた住宅街に住めば体感的な治安はそれほど悪くありません。

一人暮らしの穴場は城東エリア

上京者が見落としがちなのが荒川区・北区・墨田区です。家賃が6万円台と安いだけでなく、都心へのアクセスが意外と良いのが強みになります。

荒川区の日暮里駅はJR山手線・京成本線・日暮里舎人ライナーの3路線が使え、上野まで4分、東京駅まで12分です。北区の赤羽駅はJR京浜東北線・埼京線が通っていて、新宿まで15分、東京駅まで20分台で着きます。墨田区の錦糸町駅はJR総武線と東京メトロ半蔵門線が使え、大手町まで10分程度です。

この3区は再開発が進んでいるため、5年後にはさらに利便性が上がる可能性があります。家賃が上がる前に住み始めるのも一つの考え方でしょう。

再開発で変わりつつあるエリア

2026年時点で大きな再開発が進行中、または計画されているエリアがいくつかあります。

エリア再開発の内容住む人への影響
品川駅周辺(港区・品川区)リニア中央新幹線の始発駅。商業・オフィス複合施設が建設中利便性向上と同時に家賃上昇の可能性
中野駅南口(中野区)大規模な駅前再開発。商業施設・住居棟が計画中もともと新宿5分の好立地。さらに便利になる見込み
晴海フラッグ(中央区)選手村跡地の大規模マンション群。新しい街がまるごと誕生湾岸エリアの選択肢が増える

再開発エリアの近くに住むと、完成後に街の利便性が一気に上がるメリットがあります。ただし工事中の騒音や、完成後の家賃上昇も想定しておく必要があります。

区を選ぶときの3つの判断基準

1. 勤務先からの通勤時間で絞る

23区選びの出発点は「勤務先からドアtoドアで40分以内」の駅を洗い出すことです。渋谷勤務なら城西エリア(杉並区・世田谷区)が自然な候補になりますし、丸の内勤務なら城東(荒川区・江東区)や城北(北区・板橋区)から選ぶと家賃を抑えられます。

2. 手取りの30%以内に家賃を収める

手取り20万円なら家賃6万円台が上限で、足立区・葛飾区・板橋区が中心になります。手取り25万円なら7.5万円まで出せるため、世田谷区・豊島区・江東区まで選択肢が広がります。最初は家賃を抑えて暮らしに慣れ、2年後の更新時に住み替えるのが堅実な方法です。

3. 自分の生活スタイルに合わせる

外食や飲みに出かけることが多い人は、飲食店が集まる中野区・豊島区が便利です。静かな環境で暮らしたいなら、文京区や練馬区が向いています。おしゃれなカフェや雑貨店が好きなら、目黒区・世田谷区の下北沢周辺に惹かれるかもしれません。

ヤスクスムなら「区選び」から相談できます

大手ポータルサイトでは物件を検索する前にエリアを指定する必要がありますが、ヤスクスムでは「勤務先」と「家賃の上限」を教えてもらえれば、通勤時間・治安・生活費のバランスが取れたエリアを提案します。まだ区が決まっていない段階でのLINE相談も歓迎しています。

よくある質問